私が主人と結婚前、まだ普通にお付き合いしていた頃、はっきりと言われた事があります。
「馬鹿な女の遺伝子はいらない」と。
主人にはそれまで子供がいなくて、結婚する女性には必ず子供をもうけて欲しいと望んでいましたが、
「馬鹿な遺伝子が自分の子孫に入っては困る」と、私に断言したのですね。
私に暗に「自分の妻になりたいのなら、知性をもつように」と伝えていたのかもしれませんね。
妻になるという事は、殆どの場合、その家の跡継ぎの母になり、夫の亡き後は家の財産を継ぐことであります。
相手の男性が、単にあなたの女性的な魅力だけでは入籍を判断しない理由はここにあります。
優秀な遺伝子を子孫に残せるか -
家の財産を安心して任せられるか、
また、自分の死後も残してやりたいと思える相手か -
上記を理解するのは大切なことですので、富裕層の男性が求めることをよく理解しておきましょう。
目次
富裕層が求めるのは優秀な遺伝子
男性なら誰しも自分の子孫を残したいと思うものでしょう。
昨今は自身の年収の低さや経済状況などで不安になり、とても子供なんて持てない・・と諦める世帯も増えていますが、
本来、人は自分の子孫を残したいという本能が備わっているものです。
富裕層の男性であれば、子供を育てる余裕もあり、子に残したい遺産もあるでしょうから、子供が欲しい気持ちは人一倍強い事が多いです。
しかし子供は一人ではできませんから、パートナーとなってくれる女性には多くのことを求めます。
自分の姓と資産を継ぐ子供の一部となる遺伝子は、優秀なものであって欲しいと願います。
それゆえ、妻となり母となる女性には、優秀な遺伝子を備えていて欲しいと考えるのです。
「この女との遺伝子なら、自分の子孫に残していきたい」と思わせる
富裕層の男性と付き合っていくなかで、単にその場だけの女性としての魅力を振りまくのではなく、
あなたが知性的で教養高いところもアピールしていく必要があります。
なぜ、知性と教養か?
それは知性と教養は目減りすることのない資産であり、且つあなた自身の遺伝子の優秀さをアピールしやすい項目だからです。
そしてまた年齢を重ねても、母として魅力的な女性でいてくれる姿が想像しやすいのです。
その逆に外見の魅力は目減りしていくことになり、不変のものではありません。
もちろん美しい顔立ちそのものもまた、残したい遺伝子として魅力的であります。
が、本来の顔立ちそのものは変えられるものではないので、努力して入手できる知性と教養を高める方が賢い方法です。
あなたの外見的魅力、内面的魅力を総合的に判断され、「この女との遺伝子なら、自分の子孫に残していきたい」と思われることが大事です。
富裕層の妻にはたくさんの儲け話や誘惑が降りかかります
あなたが富裕層の男性と入籍した翌日から、あなたの名前は高額納税者の配偶者として、様々な金融機関などの目に触れることになります・・。
彼らはどこかからか個人情報を入手しているのですね。
あなたのもとには、それまでなかった様々な投資案件や融資案件の話などが持ちかけられるようになります。
それらを賢く見抜いていき、旦那様の資産をきちんと防衛できる女性であることが求められます。
今まで自分の周りに寄ってこなかった類の方々が、あなたを訪ね、あなたを持ち上げます。
あなたは特別扱いしてもらう事をとても気持ちよく感じるかもしれません。
しかしながら、それらの方々の中にはハイエナも混じっている事を自覚し、先方もビジネスであなたをおだてているだけである事を忘れないようにしてくださいね。
そういうところにもきちんと対処できる女性であるかどうか - これもまた、富裕層男性があなたを見極めようとしているポイントです。
経済のお勉強、していますか?
高級ホステスの方々などは、経済のお勉強をきちんとしていますよね。
経済の動きだけでなく、株価の動きや金融の動向などをきちんと把握されたりしています。
あなたは、基本的な経済のお話や用語を理解できるくらいのお勉強はされていますか?
富裕層男性の妻になるということは、その家の資産を防衛するということ。
常識をわきまえた金銭感覚と、たかってくる怪しい儲け話などに騙されない賢さが必要です。
富裕層男性は常にあなたを厳しい目でジャッジしています。
「この女性なら大丈夫だ」と思ってもらえるように、あなたの知識の量や思慮深さが会話の端々でにじみ出るように、勉強と努力を続けていきましょう。
美容院やネイルサロンに通うことだけに情熱を費やさないように気を付けたいですね。
必要以上に男性の資産状況を聞き出そうとしていませんか?
本当に結婚する相手であるならば、男性側に果たしてどの位の資産があるのかは気になるところです。
本当に一生困らない程の資産はあるのか -
ある程度の暮らしはしていけるのか -
毎月の不労所得はどれくらいか -
彼の身になにかあっても、自分と子供が豊かに暮らしていけるようになるのか -
(例え不動産などの資産があっても、相続税がかかるので、ある程度の流動資産を持っていることも必須です)
入籍が現実味を帯びてきますと、どうしても確かめたい事柄が多くなってくると思います。
ですが、これらをストレートに質問攻めにしていくことは好ましいことではありません。
理由はもちろん、単なるお金目当ての女性であると警戒されるからです。
どれだけ賢く良妻賢母になれそうな女性でも、自分を男性として純粋に好いてくれている女性でなければ、男性も結婚したいとは思いません。
あなたが既にとても仕事で稼いでいて、あなた自身が富裕層であるというケース以外では、男性の資産状況を細かく訊くことは相当に慎重になった方が良いでしょう。
かといって、何も確かめずにいるわけにもいきませんから、それらの疑問は最初のデートから時間をかけて、さり気なく会話の中で聞き出していくことです。
妻となるには、ある程度経済状況を知ることは当然の権利ですから、そういう会話をことごとく避ける男性でしたら、逆に要注意です。
もしかしたら、何か問題を抱えていたりするかもしれませんし、お別れするべき男性かもしれません。
良識ある、優しい殿方でしたら、自分の方からある程度の財産状況は入籍前にきちんと明かしてくれるでしょうし、
あなたのご両親にご挨拶に行くときに、ご両親にきちんとご説明などされたりするはずです。
富裕層と結婚したいのならば、知性を磨き、教養を高めましょう
富裕層男性と結婚するならば、高い知性と教養がとても重要とお話しました。
私は外見的魅力を一切否定しませんし、
そもそも外見的魅力がなければ、
男性とデートしてもらう入り口にも立てませんので、外見的魅力は必須で、磨いていきましょう。
ただ、そこから単なる「デート相手」から「妻候補」に移行するためには、どうしても内面的な要素が必要になってくるのです。
あなたが学生時代にどれ程の功績を収めたか、どんな努力を重ねてきたか、世の中の時事問題にどれほどの関心を払い、自分の意見を持っているか -
日々の会話の中で、知性や教養、あなたの人格を表すエピソードを少しづつ話していきましょう。
あなたがこれまで読んできた本、
観てきた映画、
旅行した場所、
打ち込んだスポーツ、
人と違う特技、
全てがあなたの魅力を高めてくれる財産となります。
また、落としどころを間違えば、魅力を減少させるものにもなってしまうので、男性のキャラクターのよって見極めが必要でもあります。
例えば、「真面目な彼に対して、あなたが読んできた本がコミック本や恋愛コラムばかり・・」などは、一歩間違えば減点ポイントですが、うまく使えば、彼にとって新鮮なタイプの女性となるかもしれません。
うまく見極め、資産として使って頂ければと思います。