サイト読者さまから頂きました質問で、
「玉の輿婚で幸せになっても、自分で稼ぐ力がなくなりませんか?」
というものがありましたので、お答えしていきたいと思います。
玉の輿婚のデメリットとは?あなたの経済力や仕事スキルをなくすのか?
玉の輿婚をして、家庭に入った場合、自分で稼ぐ力を失ってしまうのではないか?
もし離婚したくなった時、自分に経済力や仕事スキルがなければ、どうすれば良いのか?
という心配がありますよね。
私がお答えした回答はこちらです。
「長く家庭に入れば、それまでの会社員としてのスキルなどは目減りするかとも思いますし、履歴書の見栄えは良くないかもしれません。
しかしながら経済的に自立する努力はいつからでも始められます。
逆に言えば、長くどこかに勤めているからといって、今後もそれがあなたの生活の安泰を保証してくれるものではありません。」
また、
「富裕層の男性と結婚して自分をアップグレードして、知らない世界を知ることが夢ならば、その夢の先にある事や、派生するかもしれない事象を心配して行動を起こせないのは問題かなと思います。
まずは自分がいま属している世界を変えてみると、そこから初めて見えてくるものや、意外な転換期が訪れてくるものですよ。
名家に嫁いで、お着物を着るようになってから、着付けに詳しくなり、起業された女性もいます。
あまり思考の幅を狭めなくても良いのではないでしょうか」
というコメントもお返ししました。
つまるところ、
富裕層の世界に属せば、新たな可能性も生まれますし、
あなたが堅実な会社員としてのキャリアを失いたくないと思うのでしたら、最初から玉の輿婚を望むべきではないのでは・・と感じるのです。
例えば、
「芸能人になりたいけれど、有名になってしまったら、もう普通の生活には戻れなくなっちゃうんじゃないかな」
と心配される方は、最初から芸能人にならない方が良いですよね。
芸能人になって有名になることは計り知れないメリットがあると思いますし、その後の人生の選択肢を増やしてくれるでしょう。
それにも関わらず、そこにフォーカスせずに、派生するデメリットを怖がる気持ちが大きければ、マインドそのものを変える必要があるのではないでしょうか。
そうでなければ、夢を叶える事は難しいでしょう。
私の主人ですが、「君が会社員として働きないのならば、自分の妻にはなれないな」と断言されていました。
主人は仕事や趣味の関係で、曜日関係なく行動しますので、それに寄り添う事が出来ない会社員の妻では困るのです。
でも、平日に旅行をしたり、同じようなレベルの方々と平日昼間に優雅に親交を深め合ったり、習い事をしたりと、可能性が広がる素敵な毎日です。
それでも数年勤めた会社の従業員でなくなる恐怖の方が勝りますか?
経済力がないと、夫婦仲が悪くなった時に離婚できないのでは・・
という心配も理解できるのですが、
このインターネット時代では、個人で出来る仕事もありますし、
家庭に入りながら、自分の得意なスキルを維持し続けることも可能と思います。
また、結婚後の新たな可能性にワクワクしながら、心をオープンにしていけば、人脈やスキルの幅も広がっていくものと思いますよ。
あなたに制限をかける男性を選ばなければ大丈夫
これは富裕層も一般的な方も関係ないと思うのですが、
大事なのは、「あなたに制限をかける男性を選ばないようにしましょう」ということです。
「これはするな。あれもするな。どうせお前になんかに出来っこない」というようなマインドコントロールを仕掛ける男性は、どのレベルの男性にもいらっしゃいます。
そのようなマインドブロックをあなたに植え付けてくるパートナーとは結ばれるべきではありません。
あなたの人格や可能性、人生そのものを否定している危険なパートナーだと思います。
お付き合いを継続するべきではないでしょう。
「君は自分の妻として、このようにして欲しい。 こういう事はしないで欲しい。」と、語りかけてくる男性であるならば、あなたの人生を尊重してくれるでしょう。
自分の妻として尽くしてくれる女性ならば、富裕層男性はまたその可能性を広げてあげたいと感じるものです。
語学やスポーツなど、あなたに何か得意な分野があれば、それに打ち込む時間や資金だって快く提供してくれますし、自慢の妻と思ってくれるでしょう。
経済的な苦労を決してさせないように大切にしている奥さんが、
「離婚する時に困らないように、会社に勤めて経済力をつけておきたい」
「私も貯金をしたいから、夜は知り合いのお店で働きたいな」
なんて言い出したら、男性も傷つくかもしれませんよね・・。
まして、
「稼げるみたいだから、FXやってみたい。」
「不動産投資で、良いお話を聞いたのだけれど」
なんて、奥さんが言ってきたら、自分の資産を使われてしまうのではと男性は不安になるでしょう。
富裕層男性の妻になれば、周囲からその資産を狙われることになり、資産防衛の姿勢を身につけることが必須になります。
それらは旦那さまからの制限ではなく、あなたを守るための言動だと受け止めましょう。
自分がどういう風に生きていきたいかを明確にしましょう
そもそも、これを読んでくれているあなたは、経済的な理由だけで働き続けることに多少なりとも疲れてしまったり、
やりたくない仕事を一生続けるのが嫌で、玉の輿婚を目指していらっしゃるのではないでしょうか・・?
それなのに、その願いが叶う前に、「現在の仕事に戻れなくなったらどうしよう?」と考えてしまうのは、冷静にみても滑稽な現象だと思いませんか。
人は環境が変わる直前に、それを拒むという現象が起きるらしく、「引き戻しの法則」「ホメオスタシス、、又は恒常性維持機能」というみたいです。
人間は元来、変化を嫌う生き物らしいので、望んでいたはずの変化がいざ訪れるときに、本能がそれを拒もうとするとか・・。
そんな人間の心理的側面が影響して、
この記事の表題のような、「玉の輿になったら、もうこれまでのような経済的自立を失うのでは・・」という悩みに繋がるのかなと思います。
繰り返しになりますが、
あなたが現在のお仕事で生計をたて続けたいのでしたら、玉の輿婚は目指さずに、そのままの方が人生は安泰かもしれません。
ただもし、そうではなくて、
自分はもっと他のことにチャレンジしたい。
パートナーの助けを借りて、新しい世界を見てみたい。
と明確に思うのでしたら、是非、その気持ちを大切に、前に進まれてみてください。
「私は今とは違う人生に向いている。ふさわしい。
一度きりの人生を、こういう風に生きていきたい。
そして、こういう風な人生にはしたくない。」
とハッキリご自身の中で明確化が出来れば、きっと心が軽くなると思いますよ。